投稿!写メ日記

土浦エリア | TSUBAKI FIRST ちひろ
2月

2024/02/23(金)21:27
戦いの日と、むかし話。
こんばんは、ちひろです 
 
今日はお休みでした。
そして戦いの日。1日の大半をスーツで過ごしました。
 
内定を頂いた場合はこれから先、出勤日がかなり減ることになります。そういうことです…。
 
…泣いていい?(内定だけに)
 
私の願いが叶うなら、本職にしたかったなぁ。
 
今までを振り返っても、こんなに過ごしやすくて出勤日が楽しみな職場は無かったです。
 
旦那様に『なんで前のお仕事辞めちゃったの?』と聞かれることがたまにあるので、今日は私の事務時代のお話をしようと思います。
 
家族にも友達にも、本当に誰にも話したことが無かったお話。
 
🐈‍⬛🐾
事務をしている頃はすごく暗くて、下手な発言をしないように基本的に無口で、気を悪くさせないようにあまり笑わない子でした。
 
空っぽなまま出勤して退勤してを繰り返す毎日でした。
毎日消えたかったです。
 
外が暗くなってきた頃に家に帰っても、また朝になれば出勤だから。
 
お休みの日はお布団からなかなか出られず、ただぼーっと天井を眺めて、ふと時間を見るとお昼だったり夕方だったりしていました。
 
仕事に関しても人間関係に関しても、上手くやらないと。そればかり毎日考えていました。
 
事務所内にはもちろん男性もいましたが、自分の周りには女性しかいません。
そして、歳が近い人は一人しかいませんでした。
 
毎日、嫌われないように。迷惑をかけないように。そればかり考えて過ごしていました。
 
私は要領も物覚えも悪いので、毎日必死でした。
 
そのおかげで、慣れてきた頃には仕事が早いと言われるようになりました。
褒められはしません。ただ頼まれる仕事がどんどん増えていくだけです。
 
 
分からないことは気軽に聞いてね、と言われていたので1日のうち何回か質問もしたりして仕事をこなしていました。
 
他の事務の女性は雑談を交わしながら仕事していて、笑い声が聞こえるたびに自分の陰口なんじゃないかとびくついていました。
 
私はそういうキャラではないので、ひたすら無言でパソコンや書類と見つめ合っていました。
 
私の一つ下の子がいたのですが、その子は社交的で物覚えは私よりも少しだけ悪かったけれど、やっぱり大事なのは人柄なんでしょうね。
 
からかわれつつも上手く会話の中に入っていける、いじられキャラのような存在でした。
 
その子が羨ましくて、妬ましくて仕方なかったです。
私は雑談なんて混ざったことないし、いじられキャラになんてなれないから。
 
 
そんなある日、上司とお話をしていて職場を出るのが少し遅くなってしまいました。
 
駐車場に向かうべく歩いていると声がします。
事務員の女性方です。
 
毎日仕事が終わると喫煙所に集まって井戸端会議をしているんです。
それは知っていましたが、こんな時間までいるとは思いませんでした。
 
気付かれたくなくて、足早に通り過ぎようとすると『真面目すぎてさ、ちょっと鬱陶しいよね』と聞こえました。
それと、共感の声。
 
私のことだなと思いました。不思議と悲しくはなかったです。
 
気軽に質問してねってよく言っていたのに、真に受けてそうしているとこう言われるんだ。
 
私一人で、これからはなんとかしないと。
 
車に乗ると何故か涙が出てきて、しばらく止まりませんでした。
家に帰ってもその事ばかり考えてしまいました。
 
それでも次の日はいつも通り出勤しました。
パソコンの前に座り、いつも通り作業を始めます。
 
ですが、何故か画面が固まってしまったんです。
マウスを動かしても矢印が動かなくて、キーボードを押しても文字が出なくて。
 
私の横には昨日あの発言をした女性が座っています。
話しかけたくても話しかけにくくて、一人で悶々としていました。
 
少しして、でもこれって時間の無駄だよな。と思い勇気を出して話しかけようと思ったけど声が出なくなってしまったんです。
 
思わず喉を押さえ、どうすればいいんだろうと思った瞬間に、『なんでわからないのに聞かないわけ!?』『あたし、話しかけたくもないくらい嫌われてるの!?』と大声。
 
事務所の方々の視線を感じました。
なんで私、怒鳴られているんだろう。
 
それでも涙は出ませんでした。
ただ、限界を感じました。
なんかもう無理だ、と。
 
その時に辞めることを決意しました。
 
上司に時間をもらい、辞めたいと伝えました。
 
『そんなに怒られたのが嫌だったの?』
 
そっか。周りの人は私がただ怒られているようにしか見えなかったんだ。
 
今まで怒られたことはないし、ましてや怒鳴られたこともないのに。
不思議に思うことすらされないんだ。
 
涙を堪え、「もう、そういうことでいいです。」と答えました。絶望で声が震えました。
 
『辞めたらもう戻って来られないよ?』と言われたので、「戻る気はないです。」と答えました。
 
そんな感じの、あまり気分の良くない辞め方をしました。
 
 
だから今も、自分から話しかけたり質問をしたりするのが怖かったりします。
 
何日か休むと居場所が無くなるんじゃないか。
優しく相手をしてもらえるのは今だけなんじゃないか。
 
私のことをもっと知っていったら、嫌われてしまうんじゃないか。
でも、私のことを知ってほしい。
 
あわよくば、必要とされたくて。
ここにいていいんだよって言われたくて。
 
この絶望しかない世界で今のお仕事を始めて、本当に救われたんです。
 
どれだけ質問をしても、物覚えが悪くても失敗をしても、優しく対応してくれるスタッフさん達。
 
上手にできなくても、どれだけヘマをしても優しく抱きしめてくれて愛情をたくさんくれる旦那様方。
 
こんな職場、無かったです。
初めて居場所ができた気がしました。
 
いつも本当に、ありがとうございます。
改めてお礼が言いたくなりました。
 
もしいつか辞めることになったとしても、一生忘れないと思います。
 
できるなら、ずっとここで過ごしたいなぁと思うくらい大好きな場所なんです。
 
これからも、どうかよろしくお願いします。
 
 
〜〜〜
 
ちなみに写真の私、下着は着用していないです 
いやぁ、どうだろう…。アウトかなぁ…。
 
もしこれが駄目だったら、この先載せる前に必ず確認してもらおうと思います。
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